Werther_is_kyokon’s blog

R18となっております

いんきゃ、ようきゃとは何か

時に醜いネット民のみならず、ガチなリアルの人間との間ですら、こんな決まり文句がある。

 

「あいつインキャだから」

 

インキャ、「陰」の「キャラ」で陰キャラ、なるほど、大した蔑視用語だ。この情報化社会に於いて、陰キャラという烙印を押された暁には「ねぇ、〜って陰キャラなんでしょ?」とか「陰キャラマジきもw」と健常者共に後ろ指を指され、これまた健常者の勝手に作り上げた”すくぅるかぁすと”という名の謎の身分制社会で不可触民、現代のダリトハリジャンとなってしまうだろう。しかし私は、今回この「陰キャラ」の定義についてもう一度考察していきたい。何故なら、「陰キャラ」の烙印を押すのは何処ぞの公式な陰陽判定士でも学校の先生でもなく、あくまでも「独断と偏見だらけの若造」だからだ。彼ら彼女らが、本当に公平性をもって我々を判別するのか、私は疑問に思った次第なのである。

 

まず陰キャラとは何か、そこから議論は始まる。残念な事に広辞苑様には陰キャラなどという単語は記載されていなかったのでGoogleで調べて見るとしよう。

 

インキャラとは、陰気なキャラ(性格)の人のこと。陰キャラ・インキャとも。スクールカーストでは下位に属し、ともすればいじめ(ネットいじめ)の対象になりうる。対義語として陽キャラという言葉も定着している(Wikipediaより)。

 

中々の言われようである。なるほど、これは最早現代の死刑宣告、我々の世界でいう「こいつ和式でうんこできないらしいよ」に近い。

 

しかし、ここで私は1つの疑問を抱いた。人間とは人によって態度を変える生き物である。例えば、目の前に嫌いな奴がいたとしよう。具体例を挙げれば坂上忍上西小百合、その辺の人間である。今貴方は坂上忍上西小百合と飲み屋で同卓しているとする。果たして、貴方は坂上忍上西小百合の最強ペアと積極的に会話をしようと思うだろうか。紛れもなくその答えは「極力話さないようにする」であろう。中には露骨に嫌な顔をして一言も言葉を発さずに終始ケータイを弄っている人種もいるかもしれない(因みに私はこの部類です)。私が何を言いたいか、それは「人間とは嫌いな奴がいれば言葉を発さなくなる」という普遍的な事実である。

 

逆に、目の前に超絶”よきかな”な人間がいたとしよう。具体的に言えば自分に好意を抱いてくれてる美少女とか、仲の良い幼なじみとか、そういう人達を連想して頂ければ結構だ。もっと言うと貴方が普段オナペットにしてる異性が何らかのバグで貴方に超絶好意を抱いてるとしよう。どうだろう、どんなに口数の少ない人間でも話すに違いない。他愛もない話、将来のこと、ちんこの形、何を話すかは知らないが兎に角終始顰めっ面をしてスマホを弄るということはまずしない。

 

勘のいい皆様の事だから、私が何を言いたいかそろそろ気付く頃だろう、

 

いいかそこの自称陰陽判定野郎、てめぇな、マジで魅力がねぇんだよ、偉っそうに人様の事知った面して、何様か???俺がお前の前で喋んねぇのはお前が嫌いだからに他ならねぇんだよ😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄💩💩💩😄😄😄💩😤🧠🧠🧠🧠🧠🧠🧠🧠🧠

 

どうだろう、君たちの身近にもこの「陰陽判定士」はいないだろうか。偉そうに人材派遣会社のお偉いさんにでもなったかのような面で人様の事をあれこれ言って調子に乗ってる絵面を見たことはないだろうか。そしてその人に対して魅力を感じただろうか。

 

私は無い。そして思う。「こういう奴こそ”インキャ”である」と。