Werther_is_kyokon’s blog

R18となっております

鬼に金棒 俺に精力剤(前編)

突然ですが本格的に餓死しそうなのでアフィリエイトでおまんまを食べようと思います。何を紹介するのか、少し考えましたが本能的にこういう系のジャンルが‘‘ふさわしい‘‘だろうという結論に至りこの商品を紹介する次第であります。

インターネットモール通販ランキング第一位男性サプリ

「いつまでも強い男でいたいあなたに」などと銘打っておりますが、残念なことにワタクシは下半身にお悩みどころか自信しかないんですね、伊達に下半身のグレイシー一族と言われていない訳です。桜庭だろうがヒョードルだろうがICHIGEKI☆必殺であります。もう頭の中は常にEROでいっぱいであり、股間は常に臨戦態勢。その様たるやアングロ=サクソンやネグロイドが恐れおののくばかりではなく、同じモンゴロイドからも「モンゴロイドの奇跡」と言われるばかりであります。

さて、ここに一つの疑問が生じる訳です。

 

「もし下半身に自信しかない人間が下半身にお悩みの方向けのサプリメンツを飲んだら果たしてどんな天災が起こるのか」

 

これをテーマに人体実験をしていきたいと思う。(因みにこれはノンフィクションであり、完全無欠のDocumentaryである。また、感想は個人の見解であり、品質を100%保証するものではありません。「私だから」出来たことです。)

 

手元にはサンプルがある訳です。面倒くさいので全部飲みました。「なるほどこれが噂のちんぽが最強になるサプリメンツか」と、「尿結石みたいな色してんな」と、飲む前からワクワクを隠し切れない私であります。とりあえず何もすることがないのでシコでもするかと思うわけですね、飲んだばっかりだから効き目なんてある訳がないのですが、効果が表れる前と後でどんな違いがあるのか調べる必要がありますから、そこはしっかりしなきゃいけないのであります。

射精(一回目)。いつも通りの、何百、何千と経験した快感が全身を駆け巡る。これだよこれ、こーれが良くて俺様は生きているわけヨ、これがなかったら俺は生きてイケネエyお、と毎度のことながら感動する訳であります。しばらくして、そうですね、15分くらいでしょうか、普通に「あ、これいけるな」と己の男根と対話をしてラウンド2を開始いたしました。サプリメンツの影響ではありません。私が強すぎるのです。ニセコイの小野寺小崎をオカズに扱くこと8分、またしても私の遺伝子を持った何億もの行き場のない子種が無慈悲な特攻を強いられたのであります(二回目)。

 

短期間に二回も射精したので流石に飽きたんでしょうか、私は漫画を読み始めました。

ToLOVEる”である。結城リト君みたいなハーレム生活がしたいなぁとか、金色のヤミに踏まれたいなぁ、などと妄想していると、何故か体の内側からエナジーが満ち溢れて参りました。

文字通りの

 

勃  起

 

であります。

股間は隆起し、汗が迸りました。例えるなら、そうですね、顔をとっかえられた直後のアンパンマンとでも言っておきましょうか、正しく「元気100倍」なのであります。一回目の射精から僅か45分で、私はもう3度目の自慰行為を始めていました。しかし、しかしであります、私はいつもの”a 自慰”と今回の”the 自慰”に幾許かの違いを感じたのでありました。

 

「硬くないか?オイ」

そうなのです、いつもの勃起とは比べ物にならないほど、その時の私の男根は硬かったのです。その硬さたるや、広大な巌もさえ一突きで穿つような、そんな力強ささえ感じ取れました。何が違うって”しなり”がもう違うんですね、しなりがエグいんです。カジキに引っ張られてる竿を180度回転させたものをご想像下さい。正しくアレになっていた訳であります。

 

射精(三回目)

とてつもない勢いで子種が飛び出て来ました。流石は巌をも穿つ海綿体の中を潜ってきただけあって、精鋭の子種が特攻を仕掛けてきたのであります。流石の私も思わず敬礼せずにはいられないものでありました。アーメン。あまりの勢いの良さに、私は理解するまで数秒の時間を要しました。(何故私の子種が顎についているのだァ?) ー人間というのは、何百回何千回と経験してきた事がある日突然違うと、途端に戸惑ってしまうのです。いつもなら臍の下に溜まるはずのイカ臭いカルピスもどきの液体が、とてつもない勢いで私の顔面目掛けて飛んできたのでありますから、無理もありません。ここに薬の効果が果てしないものである事に気づき始めた訳であります。人類の無限の可能性を感じながら、また人類の「恐ろしさ」を感じながら、私は子種を拭き取って行ったのであります。

 

まぁ、1時間に3回もfinishしたら疲れたんでちょっと横になったんですね、「ちょっと寝て、またシコるか」と軽い気持ちでうつ伏せに寝た訳です。眠りに就くこと数十分、私は謎の痛みに襲われて目覚めるのであります。

 

(ちんこが痛い)

寝る時、私はいつもうつ伏せで寝る癖があるんですね、その癖が仇となりました。薬の効き目が強すぎて、謎の勃起が起こったのです。寝ていたのに、ムスコが臨戦態勢になったのです。痛い。何が起こったかと言うと、私の全体重が股間にのしかかったのであります。痛い。いやー、流石にヒヤヒヤしました。もう折れるんじゃないかと、もう俺は子種を出せなくなるんじゃないかと、マジで冷や汗をかいたのであります。ハンパねぇなオイ。痛い。痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いITAIIIIIIIII!!!

ここで私の脳みそに天才的な閃きが起こったのであります。嘗て人類が文明を創ったように、嘗て古代の賢人が文字を発明したように、はたまたインドのどっかの人間が「ゼロ」の概念を発見したように、それは人類に於ける「必然」だったのかも知れません。

 

(床オナをしてみたい)

柔らかいマットの上や生理用品を穿いた状態で床オナをしたら一体どうなっちゃうのだろうと、一体どんな衝撃が脳に走るのかと、私の天才的な右脳君がちんこと会話を開始したんですね、ちんこくんは嫌がっています。「そんなことしたら俺が折れる、やめろ、やめてくれ」と、全力でJ(自慰)アラートを鳴らすのであります。程なくして、床オナを決行するに至りました。ちんこくんは結局腹を括ったようです。

決死の者だけが成せる、魂をかけた一発、マットの上に跨り、床オナを開始する次第であります。

 

「ナルホドっ!!!コレがそうかっ!!!人類は!!!ここまで進化していたかァァァァァ!!!!」

 

謎の自問自答が始まる。文字通りの”this is it”である。我が海綿体は、重さ61キロの圧力と生理用品に挟まれて何を思っただろう。ただ一言、”バチクソ気持ちいいなオイ”と思ったに違いない。この時、もし母親が俺の部屋に入ってきたら何を思っただろうか。痛い思いをして産んだ子供が生理用品を履き、うつ伏せになりながら「this is it!!!」とブツブツ呟きビンッビンに張り詰めた男根を床に擦りつけている、俺だったら何も言わず精神科を紹介すると思う。それくらい私の脳はショートしていた。

 

射精(四回目)

普段射精する量の1.2倍ほどの子種が溢れる。ちんこは5ピクを達成した。疲れた。老いを感じる。「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という言葉がある。私の男根はいつしか消え去ってしまうのだろうか、その場合消えた男根はどこに行くのだろうか、またその男根は己の一部と言えるのだろうかー謎の哲学が頭の中をぐるぐると回った。何も考えず寝ることにした。

 

2時間ほど眠ったところで、私は起床した。そして下半身の謎の違和感に気づく。

ー何故か勃起しているー

さすがの私も焦る。何故今、勃起しているのか。脳みそは何も稼働していない。言ってしまえば””NO ERO””状態なのである。エロくないのに、この勃起。目を疑う。己の男根が怖い。謎の怪物に寄生された感覚である。理解不能なこの状況に私の脳内回路はショートする

 

そして考えるのをやめた。

 

外に出てチャリを漕ぐ。無論勃起した状態で。ラーメン屋で大盛りラーメンを食べる。無論勃起した状態で。近所の百貨店に入る。無論勃起した状態で。最早「私」と「勃起」は同じもの、と脳が見なした。アイデンティティの確立である。勃起こそが我、であり我こそが勃起、「I am Bokki!!!I am Bokki!!!」と頭の中の蝶野正洋が叫ぶ。気づいたら便所の個室に入っていた。燃料を補給し、準備を整えた我がゼロ戦は大空へと飛び立って行った。

 

射精(五回目)(六回目)

超回復も甚だしいほどの射精である。人智を超えたシコはダブルスコアを達成した。ノーインターバルでのダブル射精。身体は震え、ヤバそうな汗が出たが当然無視した。その射精は無慈悲の射精である。

帰路、私の男根はまたしても勃起していた。

ー愚かだ。本物のバカだ。「何故煩悩が消え去った今、我が股間は隆起する?」我が問いに男根は答えない。『我ここに勃つ。』そう言わんばかりの勃起である。

なるほど、これがルターの言わんとしたことか、これが”改革”ってヤツなのか、私の男根は遥か時空を超え、16世紀のヴォルムスにいたことだろう。禁欲がモットーのプロテスタントが今の私の股間の膨れ具合を見たら倒れそうな有様ではあるが、私の”プロテスタンティズム”は確かにここに存在したのである。

 

長くなったので一旦ここで終わりにします。結論からいえば私はこの日2桁安打には届きませんでした。後半(書くかどうかは正直わからないが)が出来たらそのうち投稿します。

 

とりあえず買え。