Werther_is_kyokon’s blog

R18となっております

皇帝の器

俺の性への目覚めはいつからかと言われたら、それは間違いなく小学生の頃だろう。

 

小学校の頃、俺は水泳教室に通っていた。その水泳教室は厳しいことで知られていて、根性のない俺がどうやって食らいついていったのか些か疑問に感じる人も多いと思う。引っ越す前に通っていた「コナミスイミングスクール」とかいうゆとり水遊びごっことは格が違った。準備体操の掛け声がもう体育会系で、「イイイイッ!!!イーーーー!!!ウウァァァン!!!!!ィィィイーーーー!!!!(多分準備運動する時のいち、にー、さん、しー、と言っているのだと思われる)」と獣のボイスを発していたし、6年生の兄ちゃんなんかもう身体がリアルヒクソン・グレイシーだった。

 

さて、俺が何故軍隊宛らの様な環境に適応できたか、ここいらで種明かしをしよう。1時間以上泳いで帰る時間になると、また準備運動をしてコーチが言うんですね、「君たちの身体は冷えてるのデ!!サウナとかジャグジーで充分に温まってから帰るようにして下さイイイイッ!!!」 最後獣の咆哮が聞こえたが、要するに『風邪ひかれたら困るから身体は温めとけ』って意味なんだと思う。私の目的はこれだった、いや、決してサウナとかジャグジーに入って気持ちいとかそういう話をしているのではない。それは半分正解で半分不正解である。練習が終わる。ガキが一斉にサウナ、ジャグジーに駆け込む。しかしガキに劣る私ではなかった。終わりの準備体操の時からジャグジーの良いポジションを取るために1ミリでも近い位置での場所取り、ややフライング気味のスタートダッシュをしたー 私の目的は「ジャグジー」だった。無事ジャグジーのお望みの場所を陣取れた私は早速『儀式』にかかる。ジャグジーの水が吹き出てるところに己のチンコをセットするのである。もうお分かりであろう、俺の目的は『チン=ボコ(当時俺と弟はそう命名していた)』であった。水が勢いよく噴射してる所にちんこを近づけると無性に気持ちがいいことに齢9の時点で私は気付いていたのである。最早天才という他ない。早い話、オナニーである。ティーンエイジャーのティーンエイジャーによるティーンエイジャーのための娯楽の原型がこの時俺には既に存在していたのだ。週一で味わえる、至高の一時、それは辛い練習を耐えるだけの動機を与える。飴と鞭、チン=ボコと練習、俺だけが知っている快感に小3の俺は物凄い興奮した。やがてその”秘伝の書”が弟にも伝わった。「すげぇや、すげぇや...」そう呟きながら涎を垂らして1人ジャグジーの椅子に反対向きで正座をしながら遠く先を見つめ、半身浴の体制をとる弟、それを優しく見守る兄。正しく変態であった。

 

ある日、事件が起こった。門外不出の秘伝の書が外部の人間に漏れたのである。俺と弟しか知らないはずの奥義がバレたのである、どうせあのクソガキが俺の友達にでも言ったのであろう。俺がいつものようにジャグジーに向かおうとしたら物凄い速さでジャグジーに飛び込み、噴出口にチンコを設置するあの独特のポーズを早々と取り始める友人の姿がそこにあったのだ。いや、冷静に考えてくださいよ、小学生の男女がジャグジーに浸かってる中一人だけジャグジーの外を向いてヨダレ垂らして半身浴をしてるんですよ、どう考えたって不自然じゃないですか、どう考えても「知ってる」人間じゃないとできない所業じゃないですか、そりゃその道の”開祖”の私にはお見通しですよ(因みに、この時の我々はチン=ボコの最大の弱点である”周りの人間に同化してかつ違和感を失くす”為の対策が取られており、横を向きながらさりげなくちんこのみを噴出口に当てる術を会得していた。あの姿勢を取るやつは間違いなく”初心者”なんだよな、)、もう1発で「あ、こりゃやべぇわ」って直感しましたよ、名刀の技法がバレた時の鍛治職人の顔ですよ、死、死な訳ですよ、死活問題、そりゃチン=ボコだけをモチベに1時間以上獣と泳いでる訳ですから、もう娯楽の一つや二つないとやってらんない訳ですね、パンと見世物、ジャグジーとチン=ボコ、そんな娯楽が庶民に知れ渡ったらどうなるか、その先あるのは

 

戦争

 

でした。快楽を享受しようとする男達の醜い戦争。もうジャグジーは小学校低学年の女子が集う楽園的な色はなくなり、飢えた獣の目をした小学校高学年の男達がバチバチのサバイバルバトルを繰り広げる戦場へと化したのでした。人間は醜い。一旦知った蜜の味を忘れる術はありませんでした。正に海戦。しかしそんな最中でも毎回陣地を勝ち取っていた将軍クラスの人間が3人いました。俺、弟、先程の友人、この3人でした。もうこの時になってくると我々も小学校高学年でガタイも良くなってきていたので、そのフィジカルを活かしてガキ共を駆逐していたんですね、弟も兄譲りの図々しさで毎回何故か「チン=ボコspot」を勝ち取っていました(マジで謎。あいつのどこにそんな強さがあるのか。そういえばあいつは昔から脚だけは早かった気がする。水泳はそこまでだったが。)

 

そんな時に黒船が現れた。いや、南下政策の陰か。兎に角強力な敵が現れた。ロシア人3人兄弟の出現である。あのスイミングスクールは都内のそこそこ立地の良いところにあり、外国人の多い場所で知られていた。その為、外国人が一般客として泳ぎにくること自体は珍しくはなかった。しかし、スイミングスクールに外国人が入り、剰えチン=ボコ戦争に参入する自体は我々の想像を遥か超えていた。我々モンゴロイドは、アングロサクソンにフィジカルで圧倒された。言葉が通じない上に堂々とフライングを決め、良い場所を陣取り、騒ぐ外人。幸いなことにチン=ボコそのものの概念はロシア人の知る範疇にはなかったようだが、ガキからしてみれば「ジャグジーの噴出口」なんて代物は興味の的だったのであろう、積極的にチン=ボコspotを陣取り始めた。残された道はひとつしかなかった。なるほど、戦争ってのはこうやって起こるのか、世界平和なんて無理なわけだ、幼い私はそう思った。

 

かくして、決戦の日は訪れた。いや、別に決戦と銘打つほどの諍いや格闘があった訳でもない。存在したのは変態集団とロシア人と精鋭3人の三つ巴のジャグジーの噴出口の取り合いである。いつも通りコーチが叫ぶ。「君たちの身体は冷えてるのデ!!サウナとかジャグジーで充分に温まってから帰るようにして下さイイイイッ!!!」馬鹿だ。こいつは本当に馬鹿だ。叫ぶ事しか脳のない脳筋野郎を尻目にロシア人が歩き始める。普段我々が此奴の言うことを遮って移動を始めるとブチ切れる癖にロシア人が移動を開始しても何も言わないクソ指導員、言葉の壁を感じされる。我々も柱の影に身を潜め足音を消してジャグジーに向かう。その刹那、ロシア人が我々の存在に気付く。馬鹿め、お前らと俺らじゃ賭ける想いってもんが違うんだよ、俺たちは命を賭けてんねん、あの時の俺は正にアクティウムの海戦のローマ兵であった。徹底した戦略、徹底した破壊ー結論から言えば我々は勝利した。ロシア人及び有象無象の変態は敗戦の民となった。正に俺はカエサル、そして皇帝。

来週以降、ロシア人はサウナに行くようになった。変態共も嘗ての勢力を失った。再びパクス・オナーナは訪れた。それは理想的なチン=ボコ環境であった。ジャグジーには昔のように女子小学生が集い、楽園へと化した。しかし、そんな平和なんぞすぐに終わった。数ヶ月が経ったある日、とあるババアが俺たちに言ってきた。「ウチの子にもジャグジーを使わせなさい、いつも貴方達が使ってるじゃない、

 

ズルい。」

ー民衆は瞬く間に暴徒と化し、皇帝に刃を向けた。強引に噴出口を奪う女、文句を付けて奪うクソガキ、俺たちに文句を言うババア、得てして衆愚政治の到来であった。混沌は混乱を呼び、それは次第に次の時代の到来を告げた。

 

そうこうしているうちに、俺はそのスイミングスクールを辞めた。理由は簡単で、中学受験に専念するためである。別に水泳に未練は無かったし、チン=ボコの快感よりも当時は受験へのストレスの方が強かった。

ある日、俺はチンコを弄っていた。俗に言うオナニーであった。快感は絶頂に達し、身に覚えのある快感が全身をよぎる。これは知っている。あの水泳教室で本能的に覚えた、誰かに教わった訳でもなく自力で発見した俺だけの文明であった。   「そうか、これだったのか」   ー私はこう一人呟いたのを覚えている。

 

それから数年の時がたった。俺は高校生になり、弟は中学に入学した。ある日のことである。

「なぁ、俺らチン=ボコってやってたじゃん、あれオナニーじゃね?」

 

私はこう思った。

 

(弟よ、お前もか。)

 

私はカエサルだったのだ。

 

(完)

お前らは本当の”自慰”ってヤツを知ってるか?

あれはいつだっただろうか

 

俺は自慰行為に明け暮れていた。来る日も、来る日も、「トラブルの金色のヤミ」と「ロザリオとバンパイアの白雪みぞれ」でシコり続けるだけの毎日。当時俺は白雪みぞれにガチ恋をしていた(金色のヤミは導入剤として活用していた。なにが導入剤なのか、今の俺には説明出来ない)。俺は彼女でシコり続けると己に誓ったのだ。暗闇の中進む、修羅の道。そのうち、規律が習慣へと変わり、習慣が惰性へと変わった。惰性でシコる毎日。その意味とやらを考える間もなく、快感が全身を駆け巡る。俺は自慰行為に取り憑かれた。そして自慰行為のし過ぎでちんこの皮が磨り減り、男根の形が歪になりかけた丁度その頃、俺はふと窓を見上げた。満月だった。煌々と輝く満月、それはあまりにも美しく、賢者モードの俺の心に強く訴えてきた。

「ハハッ、お月さんが笑ってらァ」 

中学生の俺はここで果てた。13回で己の限界を悟った。悔いはなかった。これ以上自慰行為をしたら、俺が俺でなくなると本能が警告した。齢14で知った己の最果て、その日から俺は少しだけ優しくなったような気がした。

 

 

確かあれは浪人の頃だ

 

俺は追い込まれていた。毎日が単調で、終わりの見えない悪夢を延々と見させられてるようだった。俺だけが辛い思いをして、周りの人間は楽しい思いをしている、そんな想いすら抱いていた。当時の俺の安息もまた自慰行為だった。河合塾の便所に篭って、己の男根をシゴいていた。その時だけ人間の温かみを感じられた。ある時、俺は逃げ出したくなった。取り敢えず河合塾の便所に駆け込んだ。中坊の頃の思い出がふと頭の中をよぎった。白雪みぞれに想いを馳せて、邁進し続けたあの日の夜。あの日の俺と当時の俺が重なった。あの日から性の衰えを感じても尚、俺は男根を、ちんこをしごいた。「クソォ、クソォ、クソォ」  何に憤慨し、何に哀哀としていたのか分からないが、俺は己を慰め続けた。半日以上立て篭もり、8回目の射精を終えた後、俺は自分が天性のキチガイであることを悟った。がしかし、自分の中で何かしらの変化があった事だけは確信した。

「そんなもんかァ」

俺は河合塾の大便器のある個室の中で、このセリフを言ったことを記憶している。

 

さて、ここで私は君たちに一つ問いたい。何故オナニーが「自慰行為」と言われるのか、なぜ快楽を齎すだけの一見生物学的に無意味な行為が、『自慰行為』になり得るのか、その真理を考えた事があるだろうか。自慰行為は太古から変わらぬヒト科オスの”業”である。おのののかが性のイデアであり、マリアが平和の象徴であるように、自慰はオスの業である。質問を変えよう。「自慰とは何か」、お前にそれが分かるだろうか。俺が答えよう。自慰とは「解」である。己の哲学や理不尽に対しての答えを求めた果てに、導き出される答えこそが”自慰”。ただシコるだけではそれは単なる猿のオナニーだ、それは自慰じゃない。もっと極限まで、三途の川が見えてくるまで”自慰”しないとそれは「解」にはならない。その道は困難を極める。心臓が破裂しそうになり、ちんこからたまに血が出て死にそうになる。てか死ぬ。しかし、中坊の頃見た満月も、浪人の頃悟った人生哲学も、紛れもない「解」であった。それだけは確かであったように思える。

 

この域に達するには並大抵の覚悟では到底無理な話である。やや話が迷走してしまったが、君たちの中から、自慰の本質を見つける者が出てくる事を願わんばかりである。

~完~

運動会の英雄

知り合いの家に泊まって布団の上でゴロゴロしていたらふと小学生の頃の記憶が蘇ってきたので思い出してみるとする。

 

あれは確か小学校3年生ぐらいの頃だっただろうか。当時僕たちの間ではBLEACHNARUTO結界師が流行っており、ある者は浣腸のポーズをして「火遁!」と叫び、またある者は人差し指を立てながら「けつ!めつ!」等と意味のわからない言葉叫んでいた。

 

そうこうしているうちにビッグイベント「運動会」の季節が近づいてきた。当時我々の中には、というか小学生全般に言えることかもしれないが、足が速い=人気者 という方程式が存在していた。運動会で一等賞をとった暁には、ドヤ顔で校内を闊歩し、女を侍らし、皇帝の座につく権限が与えられていた。

 

しかし、世の中には凡人の想像の上を遥かに上回る天才がいたのである。

 

運動会の徒競走というのはレベル別に振り分けられてるのはご存知だろうか。速い奴は速いグループ、遅い奴は遅いグループ、まぁようは公開処刑を避けるための配慮って事なのだろうが、その天才は本来なら誰も注目しないであろう一番遅いグループに属していた。

 

彼は元来走ることが苦手な類の人だった。水泳は比較的得意で、跳び箱に関してはそれなりの才能を発揮していた。それは彼自身も十分に理解していた様であった。しかしその代わり、彼には物凄い才能があった。それは人前であろうと揺るぎない自我を保てる屈強な精神力と、天才的な芸人根性、それが彼にはあった。

 

運動会の二日前、彼は誓った。

 

「俺は、運動会でビリになる訳にはいかない。お母さんの前で一等賞になるんだ。

 

俺は火影になる。」

 

この時の彼の目は、明らかに腹を括った人間の目をしていた。それはまるで、いつの日か観た太平洋戦争末期を題材にしたNHKのドキュメンタリー番組で、『靖国で会おう』と誓った特攻隊員のそれに似ていたようにも思えた。

 

そしてXデーは訪れた。運動会当日、勝者の愉悦と敗北者の慟哭がこだまする中、3年生による徒競走が行われた。

 

さて、私は冒頭に「当時我々の間ではNARUTOが流行っていた」と言ったのを覚えているであろうか、そして”NARUTO走り”なるものを知っているだろうか。知らなければYouTubeで見て欲しいのだが、言ってしまえば凄まじく「ダサい」のである。手を後ろにして顔面を突き出し、体重を前に傾けて走るその様は「ダサい」の一言に尽きるものであった。当時、我々の中ですら運動会でそのNARUTO走りをする事は不可能とされていた。どんなお調子者も、親の前で、はたまた全校生徒の見てる前で醜態を晒す事が、果たしてどれほどの事態を引き起こすか、想像する事すらできなかった。

 

彼が走る番になった。当然、一番遅いグループなので見るからに遅そうなデブと運動神経の無さそうなヒョロガリ人間しかいない。誰も注目する筈がなかった。ピストルが鳴るまでは。

 

ヨーイドン、渇いた音が、5月の湿った空に鳴り響いた。

 

その日彼は伝説となった。

 

全校生徒全員が、80メートルをNARUTO走りで疾走する人間に釘付けになった。何故その走り方をするのか、どうやったらあの様な醜態を晒せる精神力が培われるのか、何故あんなにも遅いのか、そのような言葉が飛び交っていた。しかし、彼がその日一番の”英雄”になったのは言うまでもなかった。6年生のリレーのアンカーでも、組体操のピラミッドの一番上に立つどチビでも、騎馬戦の大将戦の騎手でもなかった。彼は紛れもなく「革命」を起こしたのであった。

 

「革命」が、終わった。結論から言うと、彼は1位ではなかった。3位という何方かと言えば不本意な結果であった。しかし、誰が真の英雄か、火を見るよりも明らかであった。

 

我々は時に、結果を求める事そのものに躍起になる余り、その過程、そのやり方に盲目になる事がある。彼のあの行為は、我々が普段見落としている「過程」や「結果への執念」、そういったものの大切さを今一度問うているのかも知れない。そうだろう、10年前の俺よ。

BOOKOFF秋葉原店6階ということ

ーここは戦場だー

 

平成29年1月21日 東京都千代田区秋葉原 BOOK・OFF秋葉原店6階アダルトコーナー 

 

私はここにいる。相も変わらず全員殺気立ってやがるぜ、なんて覇気だ。皆が皆達人の域にいやがる。三日は風呂に入っていないであろう巨大なカバンを背負ってる住所不定無職、フケまみれの50代童貞、目の焦点が定まってない三十路手前のチンピラ、そして二十歳俺。

それにしてもなんちゅう臭いだ、ここは神田川の下水か?換気扇の近くだってのに空気が腐ってやがる。本当に本棚の上に置いてある防臭剤は機能してんのか?まぁそんなこたぁどうでもええ、俺は自分の戦いに集中しなければ。この無数の銃弾飛び交う戦場の中から極上のお宝「ONE PIECE」を探し出すには多少の危険も犯さなきゃって感じだろ?オラのちんぽはもうボルテージが最骨頂に達してやがるんじゃ、オカズ!オカズ!オカズ! もう俺の中のもう一人の自分が今にも俺を飲み込まんと、その機会を伺ってやがるんだ。

本棚を吟味する。一見作者の名前の五十音順に並んでるように見える。だが俺はこの道3年のベテラン、17ん時にこの道に飛び込んでからちったぁ修羅場を潜り抜けてんだ、ここの店員は漢字が読めねぇのか、平気で読み仮名を間違えて配置を間違える。ほらぁ言わんこっちゃねぇ、神代竜(かみしろ りゅう)を「サ」行のとこに入れてやがる。神代先生を知らねぇとかこの仕事舐めてんのか?多分「じんだい」とか読んだんだろ、これだからインド人の店員はダメなんだ、ちゃんと秋葉原には「秋葉原の人間」を使わなきゃダメだろ、この街はこんなに甘かぁねぇよ、死ぬぞインド人 エロ本作家の名前を間違えた暁にゃ今に加藤2世がホコ天にトラックごと突っ込んで秋葉原アウシュヴィッツに変えちまうぜ、おっとこんな事を考えてる場合じゃねぇ、今は目の前の事に集中しねぇとな。早速奴らも動き出したようだな、住所不定無職ー てめぇはこのフロアを支配してやがる。あまりにも臭くてテメェの半径5mは必然的にdeath zone 絶対不可侵領域だ。お前が移動を開始するだけでこのフロアにいる猛者共が一斉に大移動を開始する。それは宛らフン族によるゲルマン民族の大移動(フンだけに臭い)、一時撤退を余儀なくされる。それは俺以外の戦士も同様。50代童貞、チンピラ、三十路の眼(ガン)もみんな奴から逃げてやがる、いや待て、50代童貞だけが決死の突撃を始めやがった、なんだてめぇは? まさか、東ゴートか?テオドリックか?嘗てあのローマ帝国オドアケル将軍を撃破してローマを支配した、伝説の戦士テオドリックの生まれ変わりだってのか?あの野郎!なんて奴だ。店員も驚いてやがる。呆気に取られるあまり6秒に1回の頻度で普段叫んでる「お持ち頂ける本などございましたら、お気軽にお持ち下さいませ」が言えてねぇ。なるほどな、ここは戦場。俺たちはそういう世界にいるんだ。分かったぜ50代童貞、いや、テオドリック

嵐が去る。一斉に飢えた獣たちが群がる。残り香とは思えないほどの激臭をものともせず、極上のエロ本を漁る。或る者は涎を垂らしながら、また或る者はこの世のものとは思えない形相をしながら、各々己の欲望を満たさんと、ひたすらに本棚と格闘する。その先の一条の光を掴まんと、闇の中を藻掻く。安息の地は無い。再び店員が声を上げる。「お売り頂けるコミック、ゲームソフト、ございましたら当店までお持ちくださいませぇぇぇぇぇえ!!!」「ぉぉぉぉーーー持ちくださいませぇえぇぇぇぇえ」 阿吽の呼吸で30代フリーターに合わせてインド人が叫ぶ。慈悲はない。これを約6秒のインターバルを置いて繰り返す。終わりのない、無限回廊。彼らは、何のために生を受けたのだろうか。恐らく千代田区で一番空気の悪いここBOOK・OFF秋葉原店の6階で、不特定多数の社会不適合者に届くことのないSoulを叫び続ける為だけに母親の子宮の中で何億という生存競争を勝ち抜いたのだろうか。だとしたら、この世はあまりにも、惨すぎる。あのインド人はどういう思いを秘めてこの極東の島国まで遥々来たのだろうか?異国の地で一攫千金を夢見て、数千キロ先まで来た結果がこの無間地獄。ごめんな、お前が人生を賭けた来た国がこんな有り様で。しかし同情している暇はない。ここは戦場、気を抜いた奴から死ぬのだ。本棚を漁る。みつけた。「あねかん」   ―姉をぶち犯す超大作。私のスピルバーグ監督が瞬時にスタンディング・オベーション(勃起)と化す。やったぞ、俺はついに勝ったんだ。だが俺はこの程度のエロ本で満足するようなヤワな男じゃない。ゲーム続行だ。更なる高みを目指して荒野を駆け抜ける。もっと、もっとおチンチンに訴えてくる様なエッチ本が欲しい。俺が求めるのは究極のエロスや。ミロのヴィーナス、ダヴィデ像、おのののか、この3つに比肩するような完璧なまでの”エロス”を俺は求めている。この時俺の中のボルテージは最骨頂に達しようとしていた。俺の中のATSUSHIが狂ったようにライジング・サンを踊り、俺の中のYOSHIKIがヘドバンをキメながら木魚を叩き、俺の中の小梅太夫が般若心経を唱えながら「チキシヨォォォォォォオオオオ!!!!!!」と叫んでいた。正に地獄絵。阿修羅。私の気の高まりを感じたのか、またしても店声が大きくなる。

「お売りいただけ本、コミック、ゲームソフトおもちぃぃぃぃい!!!!くださいいいいませぇぇぇえええええ!!!!ございましたら当店にまでぇぇぇぇぇええ!!!」

最早従来の文法など存在しない。言語とは日々進化するのだ。しかしこのクソ店員、喧嘩を売ってるとしか思えない。死ね。マジでうるせぇ。大体6秒に1回このセリフ叫んでホント恥ずかしくないのか?マジで40手前のおっさんが時給俺の3分の2程度しか貰ってないとか死にたくならねぇのか?社会の底辺が我のような屈強な誇り高き戦士の戦いに横槍を入れるとか許される事ではない。死ゾ。死ゾシゾシゾ。

 

「んんんんーーーーるさい!」 

 

眼“ガン”が暴れた。ヤベぇ。シンプルにやべぇ。エロ本持ったまま店員にキレる三十路のおっさんとかマジで関わりたくねぇ。(マジでキレてて本当に気持ち悪かった。店員も「申し訳ございません」っつって静かになってた)早いとこ戦線離脱しないと身が持たない。もうさっきのATSUSHIもYOSHIKI小梅太夫もどっかに消えちまった。てかこれ以上こんな腐ったとこにいたら死ぬ。さっきから隣の垢まみれのデブが「これはヤバイ、しししししし」とか言ってビニール剥がして普通にエロ本読んでるし、テオドリックに至っては物凄いくしゃみして本棚に唾めっちゃ飛んでたし(何が「テオドリック」だよただの鼻のイカれたオッサンだろ)、もう「あねかん」だけ買ってとっとと帰ろう。なんかもうどうでもよくなった。俺はとっととシャバの空気が吸いたい。やめだやめだ

因みに、BOOK・OFF秋葉原店は4階から上はレジがないので、商品を買う際は4階まで降りる必要がある。必然的に「あねかん」なんてタイトルのエロ本を持ちあるていたら、(というか6階から降りてくる時点で色々「お察し」なのだが)リアル・チャウシェスクになれるのだが今の俺にチャウシェスクを味わう余裕などなかった。その目は淀み、覇気は無く、疲れきっていた。店員が「袋にお入れしますか?」とか舐めたマネしてきた(本当にどうなってんだ、馬鹿じゃねぇのか?エロ本買って袋にいれないってマジでどこの部族だよ)のだが目で圧殺した。店の外に出ると、いつの間にか夜になっていた。想像以上に時間が経過していたらしい。風が頬を冷たく叩きつける。空を見上げた。月が煌々と輝いていた。

 

「お月さんが笑ってらァ」

 

私は秋葉原の真ん中で、ニコニコしながらそう独り言を呟いた。ハハッ、俺も遂に”こっち側”の人間になっちまったんだな。

(完)

※因みに、今回のブログは三千文字を超えており、私の履修している社会学Ⅰのレポートの文字数2500字を満たしているのでこのブログをレポートとしてハナクソ教授に送り付けたいと思う次第である。

どうぶつの森とかいう精神病棟を一刻も早く抜け出すべきである

もう最近は何処も彼処もどうぶつの森一色。男も女も池沼も健常者もトチ狂ったようにどう森、ドウモリ、DOU☆MORIと言っている。面白そうだったので私も始めてみた。

 

結論から言おう。

 

つまらないです。

 

名前を決める所までは面白かったんですよ、「ぜひ 麻原彰晃さんの力で たくさんの ゲストが集まる ステキな キャンプ場にしてもらえませんか」なんて言われた暁には『ムヒヒヒヒ』っつってニヤけてたし、野々村竜太郎の顔が出来た時は楽しさしか感じなかった。だけどその後が絶妙に詰まらなかった。

 

まずこのゲーム、俺に向いてない。俺は動物が理性のまま殺しあったり殴り合ったりするバチバチのバトルコメディーを望んでたのに、実際は動物さんたちが楽しそうに、本当に楽しそうに、クスリでも決めてんじゃねぇかってレベルで楽しそうに、日常生活を送ってるだけ。こんなのね、しまじろうの世界でもねぇよ。夢いっぱいのチャレンジ島でもありえねぇよ。なんでワシとネズミが同じ村で生活してんだよ、なんでネズミが立派な家構えてんだよ、訳ワカンねぇだろ、食物連鎖ってのを知らねぇのかよ、ネズミは竪穴式住居で十分だろと。

 

あとね、平気な顔してパシってくるのが意味がわからない。動物の分際で人間様に向かって「ボクがほしいものはこれだよぉ〜」っつって来るのが絶妙にカタハライタイ。「ハッハッハ、動物如きが私をパシるとはいい度胸だ!私があなたを捕まえて食うことぐらい、造作もないことですよ♪」と私は毎回ブツブツ言いながらパシられてやってる。でもね、もう限界だよ。なんでお前にイカを3つもあげなきゃいけねぇんだよ、なめてんのかガキ。イカぐらい魚屋で買えや。てめぇは魚屋にでも行けない理由でもあんのか?娘孕ませでもしたか?

 

まず「リッキー」と名乗る青いリスに俺はブチ切れそうになった。適当に貝殻をあげたらこんな事を言ってきた。

 

「ぇぇ!それボクにくれるのぉ〜?うれしいなぁ〜」

 

八つ裂きにすっぞ

 

てめぇ貰えるのわかってて言ってるだろ、絶対わかってるだろ?てめぇまさか寺〇心か?いるよな、こんな奴、ワシはこういう奴が死ぬほど嫌いなんや。氏ね。リッキー死ね。そんでもって寺田心も氏ね。挙句の果てに今度はアゲハチョウが2匹欲しいとかなんとか言ってきやがったが当然の如くシカトした。

 

次は「ツバクロ」くん。名前からして嫌な予感しかしなかったがこいつも結構な地雷だった。モンシロチョウとアゲハチョウと茶色いチョウチョをあげたら「サンキューお前いいやつだな〜」ってヌかしてきたんですよ。ああ、わかったわかった。お前はあれだ、『都合のいい時だけ持ち上げるクソ野郎』だな、俺は知ってるで。大学にこんな奴腐るほどいるんだよ。レジュメノート代返頼むだけ頼んで「神!マジ神!」っつってね、都合のいい時だけ友達面する知的障害者ね、はい死ね。雑魚球団ヤ〇ルト氏ね。

 

私が唯一、唯一同情したのが無人島に住んでる(名前は忘れた)ネコで、「リンゴを1つください」と頼んできたので流石にあげました。恐らく此奴は島流しにでもなったのだろう。可哀想に。

 

その他にも、ほかのユーザーのモノを買うことが出来るバザーというツールがあるのだが、これがまた人間の悪いところを存分に垣間見ることが出来た。

 

オレンジ 1個 100円  さくらんぼ 1個 100円

 

調子に乗るなよ女ァァァァァ!!!

 

怒りを禁じ得ない。醜い。人間はここまで腐っているのか。そこら辺に落ちてるものを暴利で売り捌く、「市場経済」とは何なのだろう。「神の見えざる手」とは何だったのだろう。私は神に祈らずにはいられない。

 

話が飛躍するが、なぜ人間は、もとい世の女は、さらに言うと大学のクソ女は、こんな媒体にどハマりするのだろう。セックスのしすぎで頭に腫瘍でもできたのだろうか?こんな作られた笑顔で癒されるのだろうか。私の理解の及ぶ範疇に無い。と、いうか、分かりたくもない。

どんなサークルにも必ず1人はいる女侍らせてる奴が憎すぎる件について

いやさ、どんなサークルにも1人くらいいるじゃないですか、女を侍らせていっつも四六時中女と会話してるチンコ、男といる時は何故か不機嫌な顔をしてるチンコ、大して会話も面白くないチンコ、ウンコみたいな肌の焼け方してるチンコ、もう俺の嫌いな要素をモリモリしちゃってる。蕁麻疹が止まらない。

 

この前の合宿の時もそうだった。海行った時に男同士で海で相撲してたらあのチンコは女と水掛け合っててもう見てられない。挙句の果てに泥を塗りあって最早カストロプレイだよこりゃ。

 

ワシ(20歳)はマージでこいつの事が嫌いだから、もうBUCHI☆NOMESHITAIくらい嫌いだから、一昨日たまたま奴が来た時に全力で勝負を仕掛けたよ。

 

「せせせスェンパイは部活何やってたんスか」

 

まずは軽いジャブを入れていく。基本や。

 

「んまぁ俺は卓球だね」

 

うるせぇ。てめぇが卓球やってたかどうかなんて微塵も興味ねぇ。てめぇが憎い。憎い。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い

 

「じゃあ体力ありそうですね笑」

 

「ん〜そんなことも無いよ」

 

「それより一日のMAXはいくつですか」

 

「ん???」

はい出ました渾身の右ストレート。ジャブ、ジャブ、ジャブ、からの全力で放つストーレート。今の俺は亀田興毅。もう誰にも止められない。一瞬で奴の顔が引き攣る。(マジかこいつ、こんな気持ち悪い奴だったのか)と言わんばかりの顔をしてる。「鳩に豆鉄砲」改め『パリピに池沼』とはまさにこの事。こいつの目には合宿の時に「なんか面白いことやってよ〜」っつって俺にカイジのチンチロを再現させた末『おもんな』と笑い者にした憐れな弱者が、今や謎の薄ら笑いを浮かべて性犯罪者の目をして映っている事だろう。

 

「何回か、と聞いておる」

 

「さ、3回かな…」

 

「フハハハハハハhahahahahahahahaぁぁぁぁぁぁぁ!!!ワシは13や。」

 

「13」

 

圧   倒   的   勝   利   と言わざるを得ない。「こいつの何処にそんな体力があるんだ」って顔をしてやがる。まさか女と会話しようと軽い気持ちでいつも通り来た会室にて性犯罪者予備軍とオナニーの回数を競い、それで大敗するなどとは奴は夢にも思っていなかったであろう。油断こそが人生だよ黄猿くんってレイリーも言ってんだよと。クソざまあって感じだ。「適当にこいつと話して時間潰して女が来たら女と話そ♪」なんて思ってたんだろお前は。しかし残念!女は来ません!何故なら私が会室にいるから。普段から会室で白目剥いて発狂してるオッサンが「会室開けました(^^♪」なんて全体ラインで通達した暁にゃメスなんて来るはずが無ぇんだよ。あっぱれあっぱれあっぱれ。これぞ天下布武

 

「いやほら、中坊の時って無茶したくなる時あるじゃないスか、俺あん時無鉄砲のWARUだったんでついついやりすぎちゃったんすよねワラ。おかずとかもう最後の方とか訳わかんなくなっちゃって、初めはエロ同人明日花キララに始まって中盤には綾波レイの猫コスチュームになり、最後には何故かドンキーコングでシコってましたよ。ドンキーコングで致した後の虚無感が先輩にはわかりますか?どうなったと思います?

 

この精子の大元のタンパク源になった昼飯のすき家の牛丼の肉になった牛さんに申し訳なくなりましたよフハハハハハハははははははははははhahahahahahahahahahah」

 

完全に狂気。最早この空間は俺が完全に支配している。あの野郎マジで呆然と突っ立ってやがるぜ、これが「敗戦国の民」って奴か、これがマッカーサーが見た景色なのか、なるほどな。

 

断言しよう。

 

この記事を読んでいる諸君の周りにいけ好かない女を侍らすチンコがいたとしたら其奴に池沼な話をぶつけてみよう。

 

保証しよう。

 

あなたはその瞬間、チンコ<<<<<<<<<<<池沼であるということを、

 

確信する。

美容室のお姉ちゃんのプレィが風俗のそれを超えている件

※この記事を書いたのは10月の頭ぐらいの時期なので大分昔のものとなっております。予めご了承くださいませ

 

先日伸びきったボッサボサの頭を切ろうと人生初の美容室の方に行こうって事になったのですね、今まで千円カッツで済ませてた人間が、宛らラブホの様な所で髪を着る訳です。つい半年前まで掃除機みたいなバキュームで髪の毛を吸われてた人間が、綺麗なお姉さんに髪を切って貰って、頭を洗って貰える訳です。これを「革命」と言わずして何がrevolution で御座いましょう。私の頭の中ではモーニング娘が、後藤真希が、安倍なつみが、保田圭が、見渡す限りの顔面偏差値中の上の雌共が、love revolution を踊っております。wowowowowowowowowowowと30過ぎのいい歳したおばさんが踊り狂っております。それはもう煉獄。地獄ではない。魂が濾過される。

 

入店する。「2時から予約の○○様で宜しいでしょうか?」何が違うって受付からもう違う。受付に肉感的なお姉さんが二段構えで立ってる。これだけでもう勃起。そしてあろう事か世を”SAMA”呼ばわりしてきたでは無いか。何なんだこの店は。

 

「まずは頭を洗わせて頂きます。今回担当させていただきます、白井と申します。」

 

そう案内されて車椅子トイレに必ず付いてる”アレ”と高そうな椅子を融合した感じの媒体に座らせられる。大丈夫ですか白井さん、イソジンでうがいとかしなくて平気ですか、私息が臭い人無理なんですよ、そんなことを思っていたら色々あって目にタオルを被せられた。しまった、視覚を奪われた。油断した。なんという不覚。短い人生だった。俺はもうここまでや。

 

「シャンプーの種類は如何なさいますか」

 

「種類も何も私この店来たの初めてなので」 

 

「…」

これだからマニュアル通りの人間は困る。私のこの凡そ美容室とは無縁そうな顔面を見れば、その因循姑息の頭を見れば、此奴が初めての客であることぐらい一目瞭然でありましょう。アホなのか、シライさん。どこに目をつけてんだお前は。

 

そう言ったら適当に説明されたのですが、何にも聞いていなかったので取り敢えずよく分からない適当なラベンダーのシャンプー(リラックス効果アリ!)を選んで、シライサンに頭を洗ってもらいました。なるほど、この女、見た目以上に頭を洗うのが上手い。香ってくるラベンダーの香り、目を閉じればそこには富良野のラベンダー畑が広がっております。1面中、紫の絨毯。ああ、リラックスと謳ってるのは伊達じゃないなとしみじみ思いながら頭を洗って貰う。普通に気持ちいい。

 

「どこかお痒い所はございませんか」

 

ハッ、俺が今””痒い””のは股間だよ、この痒みを何とかしてくれよ白井さん、俺は人生で初めて同世代の女に頭を洗ってもらってんだよ、最高にクールなんだよ、もうたまんねぇよ、わわわわ〜

 

そんな事を思ってたら勝手に洗い終えられる。これだからマニュアル通りの人間はだめだ。言われなくても「お客様の意図」ってのを汲み取らないとこの道ではやっていけないよ、この道は厳しいんだから。この世界はお客さんに気に入られてナンボの世界やさかいもっとご奉仕せな、ほら。

 

頭をタオルで拭かれる。まぁ及第点や。中々この仕事初めて数ヶ月の人間にしては上手いなぁ。こいつの十年後が楽しみや…

 

 

電流が走る。コイツはやっぱタダもんじゃなかった。俺の頭を拭くこの瞬間に皮を破りやがった。

 

耳に指を突っ込んできやがった。

 

おいおい

 

これはもう

 

“”セックス””じゃねぇか。

 

20代の姉ちゃんが俺の耳の穴に指を突っ込んでいる、この字面を見た諸君は今何を思うことであろう。風俗や。これはもう風俗や。あうあうあ〜と思わず声が漏れる。「失礼致しました。」いやいや、謝らなくていいんだよ、おじさんが悪いんだから。おじさんが今まで女の子に耳の穴の中に指を突っ込まれたことがなかったのがいけないんだから。ゴメンね。

 

そして再び白井さんの指がタオル越しに俺の耳の中に入ってくる。俺のミトコンドリアと白井さんのミトコンドリアが奇跡の出逢いを遂げる。嗚呼、今俺の耳の中ではミトコンドリアがセックスをしてるんだろうな、ラブホってこういう気分なのかなぁ、なんて思いを馳せながら、ワシは頭を拭かれる。

最高だね。もうこの後髪を切られすぎてパッツンになったとか、適当な色に髪を染めさせられてチンピラみたいなルックスになったとかそんな事どうでもいいよ。白井さん愛してる。愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してるぶひぃぃぃぃぃぃぃぃ

 

「それではもう1度頭を洗わせて頂きます」

 

なんや、なんやなんやなんや、アレがもう1回あるのか?もう1回”オナニー”が出来るのか?ふへへ、ふへへへへへへへへへへへへへへhehehehehehehehe

 

もう何もかも俺の思い通り。この世に未練は無い。まさに下克上。まさに成り上がり。まさに秀吉。

 

そうか、俺は太政大臣か。確か小学校五年生の頃だっただろうか、「将来の夢」という題目の感想文に『僕は将来太政大臣になりたいです☆ 』って書いて学級だよりに公開処刑された素晴らしき日々が脳裏に浮かんだ。

 

 

やったよ、あの時のワシ。

 

ワシは太政大臣になれたんや。(ここで「豊臣秀吉は関白太政大臣という位なので太政大臣とは違うんですよ」とコメントをしようと思ったそこの君は一生千円カッツで頭を吸われたまえ)